夏祭り [雑感]
ビアガーデン!!!
始まりは 福祉の心。
僅か2坪からのスタート。
札幌の夏の風物詩として定着した大通公園のビアガーデンも、かっては、
札幌夏祭りの一環として1959年(昭和34年)に始まった小さな催しでした。
きっかけは、児童養護施設の支援団体『心の里親会」
活動資金を捻出するために全員がボランテアという福祉精神で
開催したのが始まりです。
その後アサヒビールが協力を申し入れ、1962年に大通公園6丁目に
2坪のビアガーデンを開店。
割烹着姿で慣れないジョッキー運びをするお母さん達を中心に、
アサヒビールの社員も一緒になって奮闘しました。
そのお陰で… 今年は 第57回目の夏祭り・・・只今開催中!
今も想いは受け継がれ、
売り上げの1部は、福祉事業へ。
1995年アサヒビールが運営を譲り受けてからも、規模は年々拡大し、
今では、7つのビアガーデンが集合。
国内でも最大級のビアガーデンへと成長しました。
しかし、今でも名称に「福祉協賛」が付いているように、
毎年収益金の一部は福祉団体等に寄付され、
当初の想いはしっかりと受け継がれています。
市民の楽しみと思いやりの心がひとつに。
それがさっぽろ大通りビアガーデンの原点であり
変わりない想いなのです。
何気なく大通りに、集まり…美味しいビールを飲んで楽しんでいただけで、
何も知りませんでした!
せめて私に出来る事と云えば、足を運びビールを飲む事しかありません!
原点を忘れず、思いやりの心で多いに此れからも楽しみたいと思います。
では、皆様